![]() |
松ヶ崎城跡見学会 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会 |
手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会では、市の借り上げによるオープン後第1回目の見学会を春のイベントとして行いました。以下、その内容を報告します。
【今回の見学会】
手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会主催の松ヶ崎城跡見学会は、6月14日(日) 午前10時から正午まで行われました。 |
|
![]() |
![]() |
【松ヶ崎城と周辺】 松ヶ崎城跡と手賀沼周辺の水陸交通や集落との関連
松ヶ崎城がある台地からは、縄文早期の土器が出土し、古墳が3基あって、平安時代の住居跡(建物跡)も発掘で検出されるなど、古代から人が生活していた場所でした。 |
|
![]() |
![]() |
![]() 松ヶ崎城跡の構造
松ヶ崎城は50m四方程度の主郭の周りに、腰郭がついた形になっていて、主郭はほぼ方形に空堀と土塁がめぐっていますが、主郭のなかにも低い土塁があり、二つに仕切られていました。また外側の郭は、台地縁に沿って土塁がめぐっていました。 |
|
![]() |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() 【実際に城跡の土塁や物見台に上ってみる】
今回、土塁や物見台に実際にのぼっていただき、その高さを体感していただきました。土塁は高いところで、高さが4mほどあり、堀は現状1mくらいの深さですが、当時はさらに2mほど深かったと考えられますので、堀底と土塁上の高低差は最大7mはあった模様です。 |
![]() |
![]() |
![]() 【南側の腰郭へ】 西側虎口から南側へ
南側の腰郭にも回りました。松ヶ崎城跡の特徴として、腰郭がほぼ完全に残っていることがあげられます。西側虎口の手前から、あるいは南側虎口を出て、南をぐるっと取り巻く通路に沿って、いくつか腰郭があり、小さなものも残っています。
これだけ腰郭が残っていることは珍しいといいます。 |
|
![]() |
![]() |
|